SSブログ

【速報その②】第37回 日本アカデミー賞2014発表されました!【松田さん】

前記事の【速報】第37回 日本アカデミー賞2014発表されました!①【舟を編む】では、受賞作品に関して主に紹介しましたが、この記事では受賞者について紹介します。

監督賞と、脚本賞ですが、
・最優秀監督賞 石井裕也監督 【舟を編む】
・最優秀脚本賞 渡辺謙作 【舟を編む】
と、最優秀作品賞の2人が受賞されました。最優秀賞の作品を作ったお二方だけに、受賞は妥当な流れですね。

毎年一番注目されている最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞ですが、
・最優秀主演男優賞は【舟を編む】の松田龍平さん、
・最優秀主演女優賞は【さよなら渓谷】の真木よう子さんの2人が受賞しました。

松田龍平さんは、1999年に『御法度』(大島渚監督)でデビューした際にアカデミー賞の新人賞を受賞していますが、この度「舟を編む」の主人公【馬締光也】役で最優秀主演男優賞を受賞しましたね。

また、最優秀主演女優賞の真木よう子さんですが、【そして父になる】の作品で最優秀助演女優賞を受賞という何とダブル受賞です。

MSN産経ニュースによりますと、
俳優部門のダブル受賞は第2回の大竹しのぶさん以来35年ぶり
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140307/ent14030723370033-n1.htm

と言う事で、とても素晴らしい結果ですね。

また、最優秀助演男優賞は、同じく【そして父になる】からリリー・フランキーさんが受賞という結果になりました。

「そして父になる」は「子供の取り違え」を描く2組の家族ですが、福山雅治さんが演じる主人公とは対照的なもうひとりの父を演じてのこの受賞。

「血のつながりか、一緒に過ごした時間か・・・?」というデリケートな問題を掘り下げるこの作品の為、難しい感情を多く表現する事が求められていたと思います。
(ちなみに、私の妹は助産師3年目ですが、取り違えた事は無いとの事です。)



さて、この日本アカデミー賞ですが、俳優さんや女優さん、監督さんに注目が行きますが、設置の目的としましては、

1. 日本アカデミー賞協会の目的 当協会は、わが国の映画芸術、技術、科学の向上発展のために日本アカデミー賞を設け、その年度の該当者に栄誉を与えると共に、本会の行う諸事業を通じて、会員相互の親睦ならびに海外映画人との交流を計り、もってわが国映画界の振興に寄与することを目的とする。
日本アカデミー賞公式サイト:http://www.japan-academy-prize.jp/about/index.php

と有りまして、ざっくり言うと、映画芸術・技術等の向上が大きな目的であります(だそうです。初めて知りました・・・)
10年位前の映画をレンタルビデオ屋さんで借りて来てみると、名作は名作ですが技術方法の違いにも気付きますよね。

さて、受賞者ですが、
・最優秀音楽賞 久石譲 (風立ちぬ)
・最優秀撮影賞 笠松則通 (許されざる者)
・最優秀照明賞 渡邉孝一 (許されざる者
・最優秀美術賞 吉田孝 (利休にたずねよ)
・最優秀録音賞 加藤大和 (舟を編む)
・最優秀編集賞 普嶋信一 (舟を編む

となっております。やはり受賞作品の制作者が多く受賞しており、良い作品は良い技術から成り立っているという事が伺えますね。
(照明や、録音に至るまで賞が有る事は、誠に恥ずかしながら初めて知りました。)

そして気になる「話題賞」や、壇密さんが受賞した「新人俳優賞」に関しては次の③にて紹介したいと思います。
関連記事:【速報】第37回 日本アカデミー賞2014発表されました!③【新人賞】

受賞作品に関してはこちら
関連記事:【速報】第37回 日本アカデミー賞2014発表されました!①【舟を編む】 スポンサードリンク
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0)  [編集]
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © トレンドGET All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。