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ドラマ「ママが生きた証し」。モデルの原作の本のストーリーと結末は?

土曜日の夜、テレビ朝日でドラマ「ママが生きた証」が放送されましたね。
実話を元にされた原作をドラマ化しているという事で、感動された人が多かった内容でした。

余談ですが、私の母親と妹は産婦人科の助産師なので、今日の昼間夜勤明けで仮眠して、録画した放送を見ていたかもしれません。

29歳という若い年齢で乳がんを宣告された奥様と、一緒に治療と出産を選択し、戦って来た小松武幸さんの14ヶ月が原作には記述されています。

「ママが生きた証」ですが、実話を元にしたドラマです。

この実話の原作になっているのは、構成作家の「小松武幸」氏とその奥様の「小松美恵」さんです。

小松さんは、スポーツに関連した番組を手がける構成作家で、『報道ステーション』のスポーツコーナーでの特集や『世界水泳』など、数々のスポーツ番組を手がけてきた方です。

2007年に結婚し、結婚3年目での出産という、至って普通の幸せな夫婦だったのですが、恵美さんが妊娠5ヶ月の際に受けた乳がんの検査でステージ4の末期がんだと宣告されてしまいます。

最初は絶望的になってしまうのですが、改めて検査を行った所、胎児には癌自体の影響が無いという事が分かり、勇気を持って出産に挑みます。

一方癌自体の影響はないものの、母体の癌の進行を遅らせるための化学療法は、胎児に影響が出る可能性が高いと言う事で治療か出産かの選択を迫られる事になります。

妻の命か、新しい命か・・・と苦悩する様子が描かれていて、出産を諦めようとしていた時に、医師から「出産と治療を同時に進める方法」を提案されました。

この方法はアメリカでは行われている方法ですが、日本では初の出来事でした。

その治療法を行う事をリスクを承知で決断したその後の2010年の12月、出産が無事に成功しました。

普通の出産でもリスクや痛みを伴う中で、とても強い精神力を持った方だったと思います。

結末としましては、2011年の9月までの10ヶ月間、出産を終えた奥様はガンと戦っていたのですが他界されてしまうという結末でした。






ママが生きた証は、そんな武幸さんと恵美さん、産まれた男の子の遼雅くんの14ヶ月に及ぶ記録を、武幸さんが恵美さんの1周忌を前に書いた話です。

小松武幸さんが、TOKYO FMのラジオに出演したときに、2012年に出版された原作の「ママが生きた証」について触れているのですが、本として書こうと思った理由は、

子供にあなたを産んでくれたお母さんはこういうお母さんで、こういう風な戦いでこの世を去ってしまったんだということを子供に分かってもらいたいから
http://www.tfm.co.jp/family/index.php?catid=829&itemid=70281

と息子さんへの想いがペンを走らせる事になったそうです。
まだ小さい息子さんが、人生の節目節目でこの作品を読んだ際に、辛い事実を知る事にはなりますが、様々な事を知り、そして考える事になるのではと思います。

そして実際に書いていく中で、薬の選択が正しかったのだろうか等の色々な苦悩も浮かんで来たと思いますが、それを書き上げてこそ、多くの人の感動を呼んでいることでしょう。

正しい知識を持ち、病と闘うという事と、新しい命の素晴らしさを教えてくれる作品ですね。

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